長野県のニュース

全国初の甘酒鑑評会、長野で11月に

 長野市で11月16〜18日に開く「全国発酵食品サミットinNAGANO」で、県内外の酒造会社や食品メーカーの甘酒商品を審査する「甘酒鑑評会」が開かれることが26日分かった。県によると、甘酒の鑑評会は全国初の試み。健康志向の強い女性らに人気が高い甘酒は、県内企業も相次いで商品化しており、甘酒の醸造技術の向上や消費拡大につなげる狙いだ。

 全国発酵食品サミットは11回目で、県内では2010年の木曽郡木曽町での開催に続き2回目。今回は、産学官でつくる県食品製造業振興ビジョン推進協議会などの実行委員会が主催する。

 甘酒の鑑評会は前例がないため、県工業技術総合センター(長野市)が風味やのどごしといった審査基準づくりを進めている。同センターによると、事前審査で選ばれた上位五つの甘酒を来場者が試飲し、グランプリを決める方向で検討している。審査対象の甘酒は、県酒造組合や県味噌(みそ)工業協同組合連合会などに所属する企業・団体から募集する。

 民間調査会社によると、17年の甘酒の市場規模は217億円で右肩上がり。県内ではみそメーカーや酒造会社、農業法人が商品化している。

 サミットではほかに、発酵食品の歴史や機能性を学ぶセミナー、発酵食品の展示即売会、酒蔵やみそ工場を回るツアーなどを企画。長野市のホクト文化ホール(県民文化会館)や若里公園、しあわせ信州食品開発センターなどを会場に、3日間で3万人の来場を見込んでいる。

(4月27日)

長野県のニュース(4月27日)