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飯田市立診療所の技師 飲酒後当て逃げ事故

 飯田市は27日、飲酒後に当て逃げ事故を起こしたとして、市立高松診療所の男性技師(63)を懲戒免職処分にした。同診療所は飯田市立病院の傘下。同病院では2016年に医師が、17年に看護師が酒気帯び運転容疑で飯田署に摘発されており、飲酒に絡む職員の不祥事が相次いでいる。

 市によると、男性技師は18年3月19日午後10時50分ごろ、同市鼎上山の市道で、信号待ちで停車していた乗用車に自家用車で追突。そのまま現場を走り去った。追突された乗用車には6人が乗っており、うち2人が事故後に医療機関を受診した。

 男性技師が翌20日に診療所に出勤したところ、飯田署から自家用車について聞かれ、21日にも事情聴取された。所属長に事故を報告したのは21日だったという。

 市が男性技師に状況を聞いたところ、19日の勤務後に市内の飲食店3軒を回り、ウイスキーや焼酎の水割りを計7杯飲んだと説明。店舗間を移動する際は運転代行を頼んだが、自宅に帰る際は自分で運転したと話したという。市は男性技師の氏名を公表していない。

 監督責任のある市立病院の堀米直人院長は自ら1カ月分の給料の1割を返上することを市に申し出て、27日に了承された。同日、市内で記者会見した堀米院長は「被害者、市民におわびする」と陳謝。職員の不祥事が相次いだことに「再発防止に取り組んできたが残念。ざんきに堪えない」と述べた。職員対象の講習会を開き、病院が関わる酒席は9月末まで自粛するとした。

(4月27日)

長野県のニュース(4月27日)