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八十二銀行、2期連続減益 18年3月期決算

 八十二銀行(長野市)は27日、2018年3月期決算を発表した。貸出金利息収入など資金利益は減少したが、国債の売却損が減ったことや株式の売却益が増えたため、連結経常利益は前期比2・6%増の415億700万円。純利益は、特別損失を計上し、1・7%減の258億4千万円で、2期連続の減益となった。

 日銀の低金利政策の影響で、貸出金の利回りは前期より低下し、債券の利息収入も減った。本業のもうけを示すコア業務純益(単体)は9・0%減の228億7200万円。赤字が続く営業店を減損処理する必要があり、特別損失を21億円余計上した。

 19年3月期の連結業績予想は、経常利益が22・9%減の320億円、純利益が18・7%減の210億円とした。同行で記者会見した松下正樹副頭取は、国際金融市場の不安定要素として米中の貿易摩擦などを挙げた。本業については「金利の状況からして増収要素があまりない」と厳しい見通しを示した。

 18年3月期の1株当たり年間配当は、従来予想から1円増の13円に修正。19年3月期は13円を予想した。

 18年3月末の金融再生法ベースの不良債権残高(単体)は前期末比10・1%減の869億円で、不良債権比率は0・26ポイント低下し1・68%。保有する有価証券の含み益(同)は55億円増加し、3091億円となった。

 単体の期末貸出金残高は3・5%増の5兆876億円で過去最高を更新。預金残高は3・0%増の6兆5983億円。

 18年3月期の主な決算は次の通り。カッコ内は前期。

 ▽連結純利益 258億4千万円(263億1200万円)▽配当 1株につき13円・中間配当6円含む(14円)=65億6800万円

(4月28日)

長野県のニュース(4月28日)