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茅野の5ゴルフ場、共同コンペ充実へ

 茅野市にある全5カ所のゴルフ場は、共同で昨年始めて人気だったオープンコンペ「ビーナちゃんカップ」を、今年は1回増やして計5回開くことにした。同じ日に五つのゴルフ場でプレーした人のスコアを一括集計し、順位を決めるルール。出場者は好きなゴルフ場を選ぶことができる。団塊世代の高齢化や娯楽の多様化で県内のゴルフ人口が減っているとし、「信州蓼科ゴルフ」の統一ブランドを掲げて県外からの誘客につなげる狙いだ。

 県ゴルフ場連盟によると、「こうした形式のコンペは県内では聞いたことがない」としている。

 コンペは5月7日から10月8日までの5回。五つのゴルフ場で午前8時に一斉スタートしてスコアを競う。1人で参加して初対面の人とプレーできることや、最大で各ゴルフ場56人、計280人で腕を競い合えることがゴルファーにとって魅力という。

 日本生産性本部(東京)の「レジャー白書」によると、2016年に全国のゴルフ場でプレーした人は5年前に比べて3割ほど減った。ビーナちゃんカップの幹事社を務める蓼科高原カントリークラブ(茅野市北山)の赤津昌史支配人(58)によると、茅野市内のゴルフ場もかつてより客足が減り、回復に転じる見込みも薄い。

 五つのゴルフ場は15年、てこ入れのためにゴルフ場を巡りつつ、八ケ岳山麓の景観や温泉など茅野市の魅力に触れるスタンプラリーを始めた。だが、思ったように集客できず、市のイメージキャラクターの名前を冠したオープンコンペで攻勢に出た。昨年は4回で計914人が参加。半数が県外客で、狙った効果を確認できたという。

 料金は全ゴルフ場共通で、開催日によって1人7770円〜1万1110円。「ビーナちゃんカップ」ウェブサイトで詳細を確認できる。

(5月2日)

長野県のニュース(5月2日)