長野県のニュース

5月の雪 かすむ新緑 大町・扇沢

新緑が芽吹く中、季節外れの雪に凍える観光客たち=4日午前8時ごろ、大町市の関電トロリーバス扇沢駅前新緑が芽吹く中、季節外れの雪に凍える観光客たち=4日午前8時ごろ、大町市の関電トロリーバス扇沢駅前
 強い寒気を伴う低気圧の影響で、県内は4日、全域で最高気温が平年より低く4月上中旬並みとなった。温められた地表付近の空気の上昇で積乱雲が発生し、長野地方気象台は4日午前11時半すぎ、気象台のある長野市箱清水であられを観測した。

 県内30の観測地点のうち、最高気温が最も高かったのは南信濃の17・9度、最も低かったのは菅平の7・8度で、それぞれ平年より4・5度、7・6度低く、4月上旬並みだった。主要観測地点は、飯田16・0度、長野15・9度、松本15・7度、諏訪14・9度、軽井沢14・3度で、それぞれ平年より6・3〜3・4度低かった。

 立山黒部アルペンルートの長野県側の入り口となる関電トロリーバスの扇沢駅(大町市)周辺は、早朝から季節外れの雪に見舞われた。同駅によると、同駅周辺のこの時季の雪は20年以上ぶりという。観光客らは身を縮めながらも、雪景色に「きれい」と歓声。冬と春が同居したような光景を盛んにカメラに収めていた。

 県内は5日も上空の寒気の影響を受け、北部は明け方から朝に雨や雷雨となる所がある。中南部は晴れの見込み。

(5月5日)

長野県のニュース(5月5日)