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阿部知事、9日に出馬表明へ

阿部守一氏阿部守一氏
 任期満了に伴う7月19日告示、8月5日投開票の知事選で、阿部守一知事(57)は5日、3選を目指して立候補する意向を固めた。支持者らとの調整を経た上で、9日に正式表明する。阿部氏は取材に「県民の声に耳を傾けつつ、自分自身としっかり向き合って決断したい。できるだけ早く考えをお伝えする」と述べた。

 自民、公明、民進などの政党関係者や市町村長有志、県経営者協会、連合長野といった各種団体の代表者で構成する政治団体「明日の長野県づくり推進会議」(議長・藤原忠彦県町村会長)が9日に開く会合で、阿部氏は立候補する意思を伝え、同日中に記者会見する見通しだ。

 阿部氏は東京都出身で東京大法学部卒。1984(昭和59)年、自治省(現総務省)に入省。2001年1月に県企画局長、同年10月から04年7月まで副知事を務めた。総務省過疎対策室長などを経て、新人3人が争った10年の知事選に出馬し、初当選。14年の前回選では、共産党県委員会や県労連などでつくる「明るい県政をつくる県民の会」が擁立した新人らを破り、再選した。

 阿部氏を支援する政治団体が今年2〜3月に県内3カ所で政治資金パーティーを開くなど、3選出馬は確実視されていた。4月下旬以降、後援会「あべ守一後援会」(樽川通子会長)や各地の支援組織が3選出馬を要請。阿部氏は大型連休中に自身の考えを整理する時間をつくりたいと述べており、投開票まで3カ月となった中、意向を固めたとみられる。

 夏の知事選を巡っては、明るい県政をつくる県民の会が県政の転換を目指し、候補者を擁立する方針を示している。

(5月6日)

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