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子どもたちが縄文人の生活体験 富士見の井戸尻考古館

木の弓で的を狙う子どもたち木の弓で的を狙う子どもたち
 富士見町の井戸尻考古館は「こどもの日」の5日、縄文人の生活を体験できる子ども向けのイベントを井戸尻史跡公園で開いた。八ケ岳山麓で約5千年前に育まれた縄文文化に触れてほしい―と続く恒例のイベント。子どもたちは縄文人が身に着けていたとみられる首飾りを同じ手法で作ったり、木の棒を使って火おこしを体験したりした。

 縄文時代に使われたとみられるカヤの木の弓での的当ては、最長約50メートル先にあるイノシシやウサギなどの模型を狙った。見事に当てた子どもたちは「獲物を仕留めた」「今晩は肉料理だ」などと歓声を上げた。茅野市玉川小学校4年の貴福梨央(きふくりお)さん(9)は「昨年より上手にできた」と満足そうだった。

 昼には土器のレプリカを使って調理されたアワやキビ、緑豆のかゆが振る舞われ、子どもたちの空腹を満たした。樋口誠司館長は「楽しんでもらえたようで何より」と目を細めていた。

(5月6日)

長野県のニュース(5月6日)