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大型連休中の山岳遭難 例年並み15件

北ア明神岳で滑落した女性(手前右下)を救助する救助隊員ら=5日(県警提供)北ア明神岳で滑落した女性(手前右下)を救助する救助隊員ら=5日(県警提供)
 県警は7日、大型連休中(4月28日〜5月6日)に県内で起きた山岳遭難は15件だったと発表した。おおむね例年並みで、統計がある1954(昭和29)年以降で3番目に並ぶ多さだった前年と比べて8件減少。15件のうち11件は、天候に恵まれて大勢が入山した2日までに起きた。

 県警山岳安全対策課によると、遭難者15人のうち死者は1人、行方不明者1人、けが人は8人。主な遭難原因は滑落が6人、道迷いが3人のほか発病と転落、転倒が各1人だった。地域別の遭難件数は、北アルプスが10件で最も多く、中央アルプス3件、南アルプス2件だった。同課は「今年は全体的に雪が少なく雪崩の事故はなかった。連休後半は天候が荒れる予報だったため、登山者自体が少なかった」としている。

 また、県警交通企画課は、大型連休中に県内で起きた人身交通事故は140件で、前年比18件減だったと発表した。死者は前年より1人多い2人だった一方、けが人は167人で30人減。観光やドライブなど行楽中の事故は27件で全体の19・3%を占めた。

(5月8日)

長野県のニュース(5月8日)