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ガンダムキャラにちなんだ日本酒「彗」 須坂の酒造会社販売

日本酒「彗(シャア)」を並べる遠藤さん日本酒「彗(シャア)」を並べる遠藤さん
 須坂市の老舗酒造会社「遠藤酒造場」がアニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクター、シャアの異名「赤い彗星(すいせい)」にちなんだ日本酒「彗(シャア)」を売り出し、ガンダムファンの間で話題になっている。売れ行きも好調で、海外での販売も計画。社長の遠藤秀三郎さん(56)は「シャアのように大きなスケールで活躍するお酒になってほしい」と期待する。

 彗は純米、純米吟醸、純米大吟醸の3種類。フルーティーな香りが特徴だ。「彗(シャア)」を商標登録。昨年9月から京都市の卸売業者を通じて全国販売したが、「売れ行きは予想以上」と遠藤さん。インターネット上でも、シャアのせりふにちなんで「見せてもらおうか、彗の実力とやらを」などと取り上げられた。今年4月にはテレビ放送中のガンダムシリーズの作中、酒場の場面で瓶が登場した。

 機動戦士ガンダムは1979〜80年放送。シャアはモビルスーツと呼ばれるロボット兵器のエースパイロットで、専用のモビルスーツは赤色。主人公アムロの宿敵だ。当時高校生だった遠藤さんは「立ち居振る舞いが格好よく、一番好きだった」。今回、「一文字でキレのある商品名」を考える中で浮かんだという。

 遠藤酒造場にとっては新しい麹室(こうじむろ)の麹を使った酒の第1弾。2015年にベテランの杜氏(とうじ)が亡くなり、味や香りを一定に保てるよう、温度や湿度を機械管理する麹室を17年に新設した。ワイングラスで日本酒を飲む海外でも受け入れられるよう、香りを重視して仕込み、純米吟醸は2月、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」(実行委員会主催)で最高の金賞も得た。

 同社の「渓流」「直虎」といった代表銘柄の酒はアジアや欧州の飲食店で扱われており、彗も「積極的に売り出したい」という。税別1250円(純米の720ミリリットル)から。問い合わせは遠藤酒造場(電話026・245・0117)へ。

(5月9日)

長野県のニュース(5月9日)

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