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「発酵・長寿」県を宣言へ みそ・日本酒や郷土食の魅力発信

情報発信の強化に向け、酵母をイメージしてデザインしたロゴマーク情報発信の強化に向け、酵母をイメージしてデザインしたロゴマーク
 県は、全国有数の出荷額を誇るみそや日本酒などの発酵食品や、高野豆腐や寒天といった郷土食を県内外にPRするため、18日にも「『発酵・長寿』県」を宣言する。県が世界トップクラスの健康長寿地域であることや、健康長寿を支える発酵食品や農産物加工品の高いシェアがある強みを生かし、ブランド力の強化を図る狙い。ロゴマークの普及を進めるほか、11月に全国発酵食品サミットを開き、全国に向けて県内の発酵食や長寿食の魅力を発信する。

 産業労働部によると、発酵に関する都道府県単位の宣言は全国初。「発酵と言えば長野県のイメージを定着させる」(同部ものづくり振興課)。

 ロゴマークは長野市内のデザイナーが酵母をイメージして作成した。県民の健康長寿を支える食品メーカーや発酵食品を活用した料理を提供する飲食店などに活用してもらう。

 県は宣言に合わせて本年度、新商品の開発や販路開拓を支援し、情報発信を強化する。6月以降、県食品工業協会(長野市)に企業の機能性食品の開発を助言するコーディネーターを配置。誘致した全国発酵食品サミットでは、全国初となる甘酒鑑評会などを開き、県内の多様な発酵文化を発信する。

 宣言は県が昨年9月、発酵食品など県内食品産業の活性化に向けて定めた「食品製造業振興ビジョン」に沿った。輸出も促進し、2014年に6511億円だった食料・飲料の製造品出荷額を22年には7700億円に高める。

(5月9日)

長野県のニュース(5月9日)