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飯田の80代女性、1540万円被害 トラブル解決の供託金名目

 県警は8日、飯田市の80代女性がトラブル解消のための供託金名目で計1540万円、松本市の60代女性が競馬による投資で配当金を得るための手数料の名目で計482万円をそれぞれだまし取られたと発表した。特殊詐欺とみている。

 飯田署によると、1人暮らしの飯田市の女性宅に3月中旬、実在する企業A社の社員をかたる男から「保険の枠を貸してほしい」との電話があった。同月下旬には、実在する商社の社員をかたる男から「当社の連絡先をA社に教えたことでトラブルになっている。供託金を払えば解決する」などと電話があり、女性は4月中旬までの間に、自宅を訪れた男に現金を複数回手渡した。

 同市内の金融機関で多額の現金を下ろそうとしていた女性を不審に思った担当者が警察に通報し、被害が発覚した。

 松本署によると、松本市の女性の携帯電話に3月下旬、競馬による投資で配当金を得るために「手数料を振り込んでください」とするメールが届いた。女性が指定された口座に手数料数百円を振り込むと、3日ほどして約2千円が女性の口座に振り込まれた。その後も投資を持ち掛けるメールなどが届き、4月中旬までの期間に十数回にわたって計482万円を振り込んだが、2回目以降、配当金は振り込まれなかった。

(5月9日)

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