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県内100事業場で違法時間外労働 長野労働局が改善指導

 長野労働局は9日、長時間労働が疑われる県内214事業場を対象に昨年11月に実施した重点監督の結果を公表した。約7割に上る149事業場で労働基準関係の法違反が判明。このうち違法な時間外労働があった100事業場に改善指導をした。同局は「人手不足により従業員1人の労働負荷が強まっている。労働管理に対する事業主の意識も薄い」と指摘している。

 「過重労働解消キャンペーン」として2014年度から実施しており4年目。16年度は7割強で違反が判明した。17年度は、1カ月の時間外・休日労働が最長で80時間を超えたのは69事業場に上り、このうち最長で150時間を超えたのが9事業場。他に賃金不払い残業が15事業場、健康診断などの健康障害防止措置の未実施が25事業場だった。

 是正・改善指導を行った事例としては、従業員約40人の6割が月100時間を超える時間外労働をし、最長176時間に及ぶ従業員もいた旅館業者などを挙げた。

(5月10日)

長野県のニュース(5月10日)