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富士見町図書館、20年連続全国1位 1人当たり貸し出し冊数

20年連続で1人当たりの貸し出し冊数が全国1位となった富士見町図書館20年連続で1人当たりの貸し出し冊数が全国1位となった富士見町図書館
 富士見町図書館の2016年度の貸し出し冊数(CD、DVDなどを含む)は人口1人当たり15・13点で、20年連続で人口1万5千〜2万人の自治体で最多となったことが9日までに、日本図書館協会(東京)のまとめで分かった。高齢化に対応した図書の宅配ボランティアなど住民も加わった工夫が功を奏したとみられる。

 同図書館の年間貸し出し冊数は約22万7千点で、前年度より約1万3千点減った。同規模自治体の人口1人当たりの貸し出し冊数は、佐賀県基山町の図書館が14・29点、岐阜県安八町の図書館が12・16点などと続いた。

 富士見町図書館の宅配ボランティアは、図書館に足を運べない高齢者に代わって本を借りたり、朗読したりしている。図書館も文字が大きい「大活字本」を増やして高齢者の利用を促している。一方、同図書館によると、最近は小学生以上の子どもたちの利用が減っており、「学校と連携するなどし、子どもと本を結ぶ機会を増やす」としている。

 同協会は富士見町の人口減少に伴い、17年度は同図書館を人口1万5千人未満の分類に移す見込みだ。

(5月10日)

長野県のニュース(5月10日)