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善光寺大勧進 瀧口新貫主を任命

 天台宗務庁(大津市)が、空席となっている善光寺大勧進(長野市)の貫主(かんす)に、4月から当面の貫主業務に当たっている瀧口宥誠(ゆうじょう)特命住職(84)の任命を決めたことが10日、分かった。大津市の滋賀院門跡で25日、天台宗(総本山・比叡山延暦寺)トップの森川宏映座主(こうえいざす)が辞令を手渡す。辞令は今月1日付。大勧進は今後、記者会見して就任を正式に発表する。

 瀧口氏は山形市出身。善学院(大津市)住職から2002年、大勧進副住職に就任した。天台宗務庁が今年3月末、善光寺周辺の25の宿坊でつくる「天台宗一山」の一部住職らと対立していた大勧進の前貫主小松玄澄(げんちょう)氏(84)を解任したことを受け、座主から特命住職に任命されていた。本堂での毎朝の法要「お朝事(あさじ)」などの業務を担っている。

 瀧口氏を巡っては、天台宗一山の住職代表や信徒総代役員らで構成する大勧進協議会が4月21日、次期貫主として天台宗務庁に推挙すると決定。天台宗信越教区を通じて宗務庁に申請書を提出していた。

(5月11日)

長野県のニュース(5月11日)