長野県のニュース

小澤征爾さんOMF指揮降板 体調面を考慮

 8月18日から9月7日に松本市で開くセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の実行委員会は11日、小澤征爾総監督(82)が体調面を考慮し、出演を予定していたオーケストラプログラム3公演の指揮を降板すると発表した。指揮は降板するものの、期間中は例年通り松本に滞在し、リハーサルなどに参加する予定。3公演は別の指揮者が出演し、曲目やチケット料金が変更になる。

 小澤総監督は大動脈弁狭窄(きょうさく)症で2月に入院していたが、治療を終えて4月10日に退院。同25日には小澤総監督が館長を務める水戸芸術館(水戸市)を通じ、OMFの公演での指揮活動復帰を目指す―と発表していた。実行委によると、小澤総監督は退院後リハビリを続けていたが、体力や筋力の回復具合とOMFまでの時間を考慮して主治医と相談し、降板を決めたという。

 小澤総監督は実行委を通じて「楽しみにしてくれていた皆様には、申し訳ない気持ちでいっぱいです」「松本で元気な姿で皆様に会えるようになるためにも、今はしっかりとリハビリに集中して、フェスティバルに臨めるようにしたいと思います」とのコメントを発表した。

 実行委員長を務める松本市の坪田明男副市長は「一刻も早い体調回復を図っていただき、お元気な姿を見せていただくことを願っております」とした。

 小澤総監督が指揮する予定だった3プログラムのうち、8月26日のAプログラムはディエゴ・マテウスさん、31日のBプログラムは小澤総監督の弟弟子に当たる秋山和慶さんが指揮。9月2日のCプログラムは、マテウスさんと日本デビューとなる日系米国人ケンショウ・ワタナベさんがそれぞれ指揮を務める。

 チケットは6月9日午前10時に全国一斉発売する。小澤総監督の降板を受けた各プログラムのチケットはS席1万8千円、A席1万5千円、B席1万2千円、C席7千円。

(5月11日)

長野県のニュース(5月11日)