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子育て世帯との交流へピザ窯設置 飯田市龍江の住民

手作りピザの焼き上がりを待つ子どもたち=13日、飯田市手作りピザの焼き上がりを待つ子どもたち=13日、飯田市
 飯田市龍江4区の住民でつくる「地域づくり委員会」が、住民と同区出身の子育て世帯との交流の場にしようと、同区の公民館の近くにピザ窯を設けた。13日、公民館の「親子ふれあいの日」の催しに合わせて初めて手作りピザを振る舞い、地区内外の家族ら約30組が焼きたてを味わった。

 同区は天竜川東部の山間地に位置し、子どもの減少が課題だ。地域づくり委員会は、地区を離れた住民と交流が続けば地域活性化につながると考え、交流の場として何が必要かを検討。世代を超えて楽しめるアイデアとして「ピザ作り」が挙がり、ピザ窯設置を決めた。

 ピザ窯は昨年10月、地元の石材業者が大谷石で囲って造り上げた。費用は20万円ほど。市の地域づくりを支援する「ムトス助成事業」を活用した。

 この日、地元産のまきを燃やしてピザを焼き上げると、こんがりと焼けた香りが辺りに漂った。地区出身の父親と訪れた下伊那郡豊丘村の藤本琉聖君(5)は、「チーズが伸びておいしい。もう一枚食べたい」とおかわりしていた。

 同公民館の藤本隆之分館長(65)は「『おいしい』との声が聞かれ、親子で楽しんでもらえた様子。今後は生地を一緒に作るなど、大勢で関われるように使っていきたい」と話していた。

(5月14日)

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