長野県のニュース

松本の並柳団地に交流の新拠点

県営並柳団地(奥)の住民が新たな交流拠点を整備する商業施設。幅広い世代が集えるようにする県営並柳団地(奥)の住民が新たな交流拠点を整備する商業施設。幅広い世代が集えるようにする
 地域再生の取り組みを進めている県営並柳団地(松本市)の住民が8月にも、新たな交流事業に乗り出す。これまでは団地内の集会所でこども食堂「なみカフェ」を週1回開くなどしてきたが、団地近くの空き店舗を常設の新拠点として改修。大人も使える喫茶スペースも併せて設け、幅広い世代や団地住民以外の人たちも集えるようにする。

 1970年代建設の並柳団地は住民の高齢化が進み、ひとり親世帯や外国出身世帯も多い。団地町会(自治会)は地元のNPO法人などと協力し、2016年から住民同士や支援者の連携の仕組みを模索。こども食堂や困り事相談会の開催などこれまでの取り組みを発展させるため、住民有志が今年4月に新事業を担う任意団体「並柳団地まちづくり協議会」をつくった。

 新拠点は、団地入り口の商業施設内で薬局や鮮魚店などが入っていた空き店舗を改修。学校帰りの小学生らが宿題をしたり遊んだりできるようにする。喫茶スペースは、団地町会が住民同士の交流のために今年1月に集会所で始めた「居酒屋」の会場などにすることも想定している。

 協議会は本年度、足の不自由な高齢者らを対象に買い物や通院の際に無料送迎をする会員制サービスも始める。団地町会の青木健太町会長(42)は「協議会に町会も協力しながら、支え合いの形ができればいい」と期待している。

 空き店舗の改修費など事業費の一部337万円は県の「地域発元気づくり支援金」を充てる計画で、14日、松本地域振興局が開いた選定委員会で内定した。支援金の松本地域全体(1次分)は66事業、計1億1078万円が決まった。

(5月15日)

長野県のニュース(5月15日)

日付で探す

ジャンルで探す

ニュースランキング
本日のTop10(5/24 00:00更新)