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小諸の殺人 不法残留3容疑者の少なくとも一部が関与供述

 小諸市滋野甲のアパートで男性の遺体が見つかった殺人事件で、小諸署が入管難民法違反(不法残留)の疑いで逮捕した、いずれもタイ国籍の男女3人のうち少なくとも一部が殺害への関与を供述していることが16日、捜査関係者への取材で分かった。同署の捜査本部は同日、遺体はアパートの住人でタイ国籍の職業不詳、タナチョークパンタクン・プーラモントリーさん(37)と判明したと発表した。

 捜査本部は、タナチョークパンタクンさんの生活実態や同居人の有無などを引き続き調べている。

 事件は4月29日夜、数日前から連絡が取れないことを不審に思った知人男女2人が、アパートの1階居室で倒れた状態のタナチョークパンタクンさんの遺体を見つけた。同署によると、死因は胸などを刺されたことによる失血死。司法解剖の結果、自ら傷をつけていないと分かり、殺人事件と断定して捜査していた。

 同署によると入管難民法違反容疑のタイ人は、26歳と45歳の男2人と女(25)。いずれも住所不定、無職で、6日に同署に出頭したところを現行犯逮捕した。捜査関係者によると、3人のうち少なくとも一部は、タナチョークパンタクンさんと面識があった可能性がある。

 アパートの近隣住民らによると、事件があったアパートの一室には、外国人風の男女が複数人出入りしていた。日本語が分からない様子で、簡単なあいさつを交わすが、名前や職業は把握していないとしている。

(5月16日)

長野県のニュース(5月16日)