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地方議会の人材確保、妙手は 飯綱で研修会

議員のなり手不足などを巡って意見を交わしたパネル討論=17日、飯綱町議員のなり手不足などを巡って意見を交わしたパネル討論=17日、飯綱町
 自治体議員らでつくる「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟」などは17日、議員の担い手不足問題や住民の議会参加の在り方について考える地方議会研修会を上水内郡飯綱町で開いた。県内外の市町村議ら約130人が参加。講演やパネル討論などを通じ、議会活動を充実させることで住民の議会への関心を高める重要性などを考えた。

 基調講演で北川正恭早稲田大名誉教授(73)は、議会の役割について、市町村の執行部側をチェックするだけでなく「民意を反映して政策を立案することが大切」と強調。元飯綱町議で議長時代に議会改革に取り組んだ寺島渉氏(69)は、議会報に住民の意見を反映させる「議会だよりモニター」の増員などを進めたことを報告し、住民を議会活動に巻き込み「自治の裾野を広げていくことが大切」とした。

 松本工業高の生徒との交流事業を進めた松本市議会や、人口減少について独自に分析して政策提言につなげた上伊那郡箕輪町議会の報告に続き、議員のなり手不足などをテーマに北川氏らを交えてパネル討論。飯綱町の議会だよりモニターなどを経て昨年10月の町議選で初当選した滝野良枝氏(43)も登壇し「ほとんどの人は議会が何をしているのか知らないのが実情」と述べて情報発信の必要性を訴えた。

(5月18日)

長野県のニュース(5月18日)