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殺人容疑でタイ人の男を再逮捕 小諸の事件

 小諸市滋野甲のアパートで、住人のタイ国籍、職業不詳タナチョークパンタクン・プーラモントリーさん(37)の遺体が見つかった事件で、小諸署の捜査本部は17日、同署が入管難民法違反(不法残留)の疑いで逮捕していたタイ国籍の住所不定、無職コーセーン・チンナポップ容疑者(27)を、タナチョークパンタクンさんを刺殺した殺人容疑で再逮捕した。2人はアパートで同居していた時期があるといい、捜査本部は何らかのトラブルがあったとみて動機を調べている。

 逮捕容疑は4月28日ごろ、アパートの室内で、タナチョークパンタクンさんの胸や首などを鋭利な刃物で複数回突き刺し、失血死させた疑い。容疑を認めているという。女性関係を巡ってもめていたとの情報があり、確認している。

 コーセーン容疑者は今月6日、ともにタイ国籍で住所不定、無職の男(45)、女(25)と一緒に同署に出頭。3人とも昨年9月24日に短期滞在目的で日本に入国していたとして、入管難民法違反容疑で現行犯逮捕された。同署は出頭した理由を明らかにしていない。

 捜査関係者によると、現場のアパートには複数のタイ人が出入りしており、入管難民法違反容疑の男女もこの中に含まれていたとみられる。捜査本部は、アパートの居住実態や、出頭した男女の事件への関与の有無などを引き続き調べている。

 事件は4月29日夜、タナチョークパンタクンさんと連絡が取れないことを不審に思った知人男女2人がアパートを訪れ、タナチョークパンタクンさんの遺体を見つけた。小諸署は司法解剖の結果から殺人事件と断定、5月2日に捜査本部を設置していた。

(5月18日)

長野県のニュース(5月18日)