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県立大学生寮 友情包む「バースデーギョーザ」

ユニットの仲間の誕生パーティーで、笑顔を絶やさずギョーザの皮に具材を包む寮生たちユニットの仲間の誕生パーティーで、笑顔を絶やさずギョーザの皮に具材を包む寮生たち
 長野県立大(長野市)の学生寮「象山寮」で19日、キッチンなどを共有する学生の共同生活単位「ユニット」の一つが、仲間の誕生パーティーを開いた。開学から1カ月半が過ぎ、同じ空間で過ごしながら社会性を育むユニットの取り組みは軌道に乗り、この日も和気あいあいとギョーザを作って交友を深めていた。

 寮生は2人一組で部屋を使い、最大で8部屋の16人を一区切りにユニットを構成。それぞれの区画にはキッチンやリビングなどの共有空間があり、自炊しながら助け合って寮生活を送る。

 北陸出身の寮生が地元の海産物を用意し、海のない長野県出身者が多い仲間の寮生に振る舞ったり、共有リビングに1台だけのテレビを譲り合うために見たい番組を互いにボードへ書いたりと、ユニットごとに共同生活の知恵が生まれているという。

 この日は14人でつくるユニットの一つで、19歳を迎えた中嶋めぐさんを囲むパーティーがあった。手作りのギョーザをホットプレートで焼き、都合が付かなかった寮生も、仲間が描いた似顔絵を壁に貼って「参加」した。

 「みんな優しくて、生活が楽しい」と中嶋さん。ユニットリーダーの安江麗華さん(20)は「みんなしっかり者で、最低限の決まりを作って、あとは自由に過ごしている。これからも仲良くしたい」と話していた。

(5月20日)

長野県のニュース(5月20日)