長野県のニュース

石綿被害語り交流 患者・家族の会長野支部結成

 アスベスト(石綿)で健康被害を受けた人やその家族らでつくる「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」(東京)の長野支部結成の集いが19日、長野市内であった。県内では初めての支部で全国で22番目。被害者ら20人ほどが参加し、県外支部の人たちと交流を深めた。

 同会副会長の小菅千恵子さん(63)=埼玉県=は「アスベストの被害は今後さらに増える。不安の軽減や公的救済につなげるためにも、長野に支部ができた意味は大きい」とあいさつ。同会東海・北陸支部会員で腹膜中皮腫を患う青山和弘さん(50)=岐阜県=と、関西支部会員で悪性胸膜中皮腫の右田孝雄さん(53)=大阪府=は、闘病経験や現在の活動について話した。

 交流会では参加者が自己紹介。かつて石綿製品製造会社に勤務していた長野市の女性(79)は6年前、医療機関で腹部に「アスベストの固まり」が見つかったと説明。「不安はある」としたが、支部発足を「心強い」と話した。

 長野支部は20日午前10時半〜午後4時半に長野市のもんぜんぷら座でアスベスト被害の無料相談会を開く。無料の電話相談(電話070・5251・9840)もある。

(5月20日)

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