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京都から飯島へ「伊那県ウォーク」県内入り

南木曽町大妻籠を歩く参加者たち南木曽町大妻籠を歩く参加者たち
 信州初の「県」だった「伊那県」成立から150周年を記念し、上伊那郡飯島町教育委員会の企画で、一般市民が京都市から同町を目指して歩いている「信州いいじま伊那県ウォーク」が19日、県内入りした。好天の中、上伊那、飯田下伊那の住民ら約50人が2班に分かれて、岐阜県中津川市から木曽郡南木曽町までの25キロを歩いた。

 ウォークは昨年5月に京都市を出発。飯島町までの288キロを12回に分けて歩く。今回が10回目で、一行は中津川市馬籠と南木曽町妻籠を結ぶ馬籠峠を越えて長野県内入りした。「いよいよ長野県突入」と書かれた横断幕を広げ、同行していた下平洋一町長が参加者1人ずつとハイタッチして喜んだ。歴史に興味があり10回連続で参加している伊那市の会社員、井口隆さん(66)は「最初のアップダウンがきつかったが、あとは歩きやすかった。馬籠の景色がよかった」と話した。

 伊那県は1868〜71年に置かれた。今回のウォークは、初の「知県事」(県知事)となった公家の北小路俊昌が、京都から飯島町に置かれた県庁に歩いて着任したことにちなんだ取り組み。6月16日に南木曽町から大平峠を通り飯田市へ。7月28日に飯島町にゴールする予定だ。

(5月20日)

長野県のニュース(5月20日)