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財政政策 信大生が長峯財務政務官と意見交換

国の財政状況について意見交換する学生ら=21日、松本市の信州大松本キャンパス国の財政状況について意見交換する学生ら=21日、松本市の信州大松本キャンパス
 長峯誠財務政務官と信州大の学生が政府の財政について意見交換する「車座ふるさとトーク」が21日、松本市の信大松本キャンパスであった。経法学部3年の学生10人が、年金や医療保険といった社会保障制度や現政権の経済政策などについて質問。税制や年金制度を巡っては、将来の負担増への不安を背景に、不満ものぞかせた。

 同トークは2013年から、各閣僚や副大臣、政務官が住民の声を政策に生かす狙いで各地に出向いて開催。学生のみを対象としたのは今回が初めて。

 年金制度を巡り、男子学生の一人は、現役世代が支払った保険料を高齢者が年金として受け取る現行の「賦課方式」について、少子高齢化の進行を受けて世代間で不公平が生じるとして「積み立て方式にすることはできないか」と提案した。積み立て方式は、将来受け取る年金を自分の保険料で賄う仕組みだ。

 女子学生からは「高齢者の中でも高所得者は年金給付額を減らすことなどを考えていないのか」との質問も出た。

 財政再建に向け、「法人税を上げる考えはないのか」と質問する女子学生も。長峯氏は「日本のライバルである他の先進国も下げており(日本だけ上げれば)日本企業が不利になる」と説明。その上で「この状況もよくない。国際社会で議論をしている」と述べた。

(5月22日)

長野県のニュース(5月22日)