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両小野中生 地元PRへキャラ考案

キャラクター「うとう」のパネルの前で山田教育長(右)にグッズを手渡す両小野中の生徒キャラクター「うとう」のパネルの前で山田教育長(右)にグッズを手渡す両小野中の生徒
 塩尻市と辰野町の組合立両小野(りょうおの)中学校(塩尻市北小野)の生徒が、地元の両小野地域をPRするキャラクター「うとう」を考案し、グッズを作った。地域の魅力や資源を発掘して活性化策を考える「アントレプレナー(起業家)学習」の一環。グッズはクリアファイル、ハンカチ、木製キーホルダー、木製コースターの4種類。代表の生徒3人が21日、市総合文化センターを訪ね、山田富康教育長に贈呈した。

 うとうは地元にある善知鳥(うとう)峠の名前の由来とされる鳥「ウトウ」がモデル。山と川をイメージした緑と水色のスカーフをし、身に着けたポシェットにひなが入っている。空き家対策事業のPRにも活用できるよう、頭に屋根をかぶせた。

 うとうを生かした起業家学習は2年目。原画は2年の矢野七海さん(13)が手掛け、かつて北小野に住んでいた都内のデザイナー女性が仕上げた。本年度はうとうを利用した地域PRなどに力を入れる計画。ファイルなどは業者に発注し、コースターは地元の間伐材に生徒がやすりを掛け、焼き印を押した。

 生徒たちは20日に辰野町小野の県宝「小野宿問屋」周辺で開いた催し「小野宿市」で初めて販売した。来場者からは「かわいい」と評判だったという。今後、地域の催しなどでも販売する計画だ。

 生徒会長で3年の井口颯(はやて)さん(14)は「お面やTシャツを作りたいという声も出ている」と次の展開に期待。キャラクターを考えたグループのリーダーで3年の赤羽恭帆(みづほ)さん(14)は「地元の人がみんな知っているキャラクターにしたい。今後うとうをどう活用していくか、みんなで話し合いたい」と話していた。

(5月22日)

長野県のニュース(5月22日)