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震度5強 栄村の水田や道路に亀裂

地震の影響で亀裂が走り、水が抜けた水田=26日午前9時20分、栄村堺地震の影響で亀裂が走り、水が抜けた水田=26日午前9時20分、栄村堺
 25日夜に発生した県北部を震源とする地震で、震度5強を観測した下水内郡栄村では26日午前、田植え前の水田や道路に亀裂が入るなどの被害が明らかになった。余震とみられる地震も続いており、気象庁は今後1週間程度は強い地震が続く恐れがあるとして注意を呼び掛けている。

 県危機管理部によると、午後1時現在、県内で地震による人的被害や家屋の倒壊などは確認されていない。国土交通省は早朝、防災ヘリコプターで栄村周辺の千曲川流域などを目視で調査したが、土砂崩れなどは確認されなかった。

 余震とみられる地震は続き、午前5時49分ごろには栄村北信で震度2を観測。長野地方気象台によると、一連の地震活動とみられる。

 栄村内では水田に亀裂が入って水が抜けたり、建設会社の壁にひびが入ったりする被害が確認され、住民らが対応に追われた。切欠公民館に自主避難した住民23人は午前5時までに全員が帰宅した。

 長野地方気象台は26日、地震を受け、栄村の大雨警報・注意報と土砂災害警戒情報の発表基準を当面引き下げると決めた。地盤が緩んでいる可能性が高いため、土壌中の水分量の指数を通常の8割に引き下げ、早期の警戒を促す。

 25日夜に通行止めになった県道長瀬横倉停車場線の長瀬橋は安全が確認できたため、26日午前6時に解除。JR東日本長野支社によると、飯山線で26日、車両調整のため森宮野原発戸狩野沢温泉行きの上り普通列車1本が運休したほかは通常通り運転した。

(5月26日)

長野県のニュース(5月26日)