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栄村の地震、水田被害を調査 水が抜けた所も

地震によって穴ができ、水が抜けてしまった水田を調べる県の担当者ら=28日、栄村平滝地震によって穴ができ、水が抜けてしまった水田を調べる県の担当者ら=28日、栄村平滝
 県北部を震源に25日に発生した地震で、震度5強を観測した下水内郡栄村で28日、県の担当者らが亀裂が入るなどした水田を調査した。平滝地区の水田では同日、新たに水が抜けたことが判明。関係者はこの水田を含め、復旧に向けた対策を検討することにした。

 県北信地域振興局農地整備課や県北信農業改良普及センター、県農業技術課の担当者計7人が村の担当者の案内で調査。張ってあった水が抜けた平滝地区の水田は地震によって水田内に穴ができていた。亀裂が入るなど被害の大きかった長瀬、中田両地区の水田も見て回った。

 一方、村は村議会全員協議会を開き、地震による被害状況を報告。同日現在、住宅10軒に壁への亀裂や石垣の崩れ、漏水を確認したほか、公共施設9カ所で壁や浴室タイルにひびが入るなどした。このほか、村道2カ所に亀裂、村道と農道計4カ所に落石、水田5枚、畑1枚で亀裂が見つかったとした。9カ所の墓地で墓石の倒壊があった。

 全協で、森川浩市村長は「県などと相談しながら、今後の対応を考えたい」と述べた。

(5月29日)

長野県のニュース(5月29日)