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カンボジアへ さらに楽器を 1000台目標に提供呼び掛け

ワットポー小から届いた写真と立石さん夫婦ワットポー小から届いた写真と立石さん夫婦
 松本市を中心にフリーマーケットを開き、使われなくなった楽器をカンボジアの児童に贈ってきた「フリマネット信州」が、目標の千台達成に向けて改めて楽器の提供を呼び掛けている。これまでに贈ったのは鍵盤ハーモニカやリコーダー計約600台。6月2、3日に市アルプス公園で開くフリマも支援イベントと位置付け、楽器の持ち込みを受け付けるほか、出店料の一部や収益を送料に充てる。

 取り組みは、代表の立石恵子さん(58)=松本市岡田下岡田=が音楽仲間を通じて現地で楽器が求められていると知ったのがきっかけ。2010年から年間約40回フリマを開く中で協力を呼び掛けてきた。

 集めた楽器は、学生や障害者、外国籍の子どもらがボランティアで掃除し、箱詰め。年2回、計140〜160台を船便で送ってきた。送料は年間20万円余。楽器は最終的に児童数約5千人のワットポー小学校に届けられている。

 昨年度は松本市内2小学校の児童が楽器を集めてくれるなど、支援の輪も広がってきた。夫の寛さん(59)は「楽器をフリマに持ち寄る人が必ずいるようになった」とし、恵子さんは「カンボジアと信州の子どもの交流につながっていけば」と願う。

 寛さんは本年度中に千台を達成し、次の展開を考えたいとする。「さらに多くの人が関わるような社会貢献につながるといい」と話している。

 2、3日のフリマの出店料は1500円。問い合わせは恵子さん(電話090・9664・5510)へ。

(5月30日)

長野県のニュース(5月30日)