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小諸の事件 1人で殺害か タイ人の男を起訴

 小諸市滋野甲のアパートで住人のタイ国籍、職業不詳タナチョークパンタクン・プーラモントリーさん=当時(37)=が殺害された事件で、長野地検は6日、殺人などの罪で、タイ国籍の住所不定、無職コーセーン・チンナポップ容疑者(27)を長野地裁に起訴した。裁判員裁判の対象となる。同地検は被告の認否を明らかにしていない。殺害に直接関与したのはコーセーン被告1人とみている。

 コーセーン被告は5月6日、ともにタイ国籍で住所不定、無職のチョープカー・スッティポン被告(45)、チョープカー・ソンアップソン被告(25)=ともに入管難民法違反(不法残留)罪で起訴済み=と一緒に小諸署に出頭し、入管難民法違反容疑で現行犯逮捕された。同署は出頭の理由を明らかにしていない。

 捜査関係者によると、スッティポン被告の娘がソンアップソン被告。ソンアップソン被告との交際を巡り、コーセーン被告と殺害されたタナチョークパンタクンさんがもめていたという。

 起訴状によると、コーセーン被告は4月28日午前5時40分ごろ、殺意を持ってタナチョークパンタクンさんの胸や首などを包丁(刃渡り約14・8センチ)で複数回突き刺し、失血死させたとしている。また、昨年9月24日に日本に入国したが、在留期限の同10月9日を過ぎても出国せず、不法に残留したとしている。

(6月7日)

長野県のニュース(6月7日)