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東御産ブドウの皮 化粧品に ワイン用余さず活用

ワイン用ブドウを活用した保湿クリーム(左)と美容液ワイン用ブドウを活用した保湿クリーム(左)と美容液
 東御市の信州東御市振興公社が、地元産ワインの製造過程で出るブドウの皮などから作った化粧品を販売している。地域性のある新商品を構想する中で、2年ほど前から準備を進め、同市で盛んになっているワイン産業とのコラボレーションが実現した。

 名古屋市内の企業の協力を得て、美容液と保湿クリームを作った。原料には、ともに東御市北御牧地区で生産された赤ワイン用の「ピノ・ノワール」を活用。抽出した成分が化粧品に入っている。使いやすいように、バラの香りを付けた。同市和(かのう)の「湯楽里(ゆらり)館」をはじめ、同振興公社が市内4カ所で運営する温泉施設などで売っており、担当者は風呂上がりの肌の手入れに使ってほしい―と期待している。

 担当者によると、ワインの製造工程で出る皮や種はほとんどが捨てられている。今回は原料を譲り受け、販売用に600個ずつ製造した。地元産物を余すところなく活用する試みで、各施設では、男女を問わず興味を持って手に取る人がいるという。

 ともに税込みで、美容液(200ミリリットル)は1782円、保湿クリーム(100グラム)は1296円。問い合わせは湯楽里館物産センター(電話0268・64・0113)へ。

(6月7日)

長野県のニュース(6月7日)