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使い方はさまざま イタドリのジャム 南木曽の有志が考案

イタドリを使ったジャムを手にし、「さまざまな料理によく合う」と話す小椋さんイタドリを使ったジャムを手にし、「さまざまな料理によく合う」と話す小椋さん
 南木曽町広瀬の住民グループ「広瀬いたんどり会」は、山菜「イタドリ」を使ったジャムを作り、町内の土産物店などで販売を始めた。木地師の食文化を残し、地域の活性化につなげようと8年前に発足した同会。イタドリを食材として使うだけでなく、新たな使い方を提案する狙いだ。

 地元で会員が採ったイタドリを材料に活用。喬木村の加工所で、グラニュー糖やレモン汁を加え、甘酸っぱく仕上げた。肉料理、魚料理にも合うという。150グラム入りで600円(税別)。

 中心になって考案したのは、小椋シガ子さん(76)。木地師だった故・栄一さんに嫁ぎ、義母からイタドリを使った料理を習って都会から来る人に出すと好評だった。山々を渡り歩いた木地師は山菜の使い方に詳しかったといい、この文化を途絶えさせないようにと小椋さんが声を掛けて会を設立した。

 これまで古民家レストランで、イタドリなどを使った料理を提供。ジャムもこうした取り組みの一環だ。小椋さんは「いろいろな使い方ができるので、味わってほしい」と話している。問い合わせは小椋さん(電話090・7950・0105)へ。

(6月8日)

長野県のニュース(6月8日)