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猟友会の裾野広げたい 飯田で講座

若手の猟友会員による射撃練習(奥)を見学する参加者たち若手の猟友会員による射撃練習(奥)を見学する参加者たち
 飯伊連合猟友会(会員708人)は9日、狩猟とクレー射撃について学ぶ講座を飯田市の飯田国際射撃場で開いた。野生鳥獣対策を担う狩猟者の確保を狙いに2008年から毎年開いている。昨年からは、講座の企画や運営を45歳以下の会員でつくる「南信州hunter'S(ハンターズ)」が担っており、今年は過去最多の38人が参加した。

 ハンターズは現在29人が所属。同猟友会事務局によると、免許を取得した会員が狩猟を続けられるための環境づくりが課題といい、若手同士の交流を通じて意識や技術を向上させ、狩猟者の確保につなげようと活動している。

 今回企画した講座は、参加者の裾野を広げる狙いで、野生鳥獣肉(ジビエ)やスポーツ射撃などに関心がある人が親しみやすい内容にした。

 この日は、南信州地域振興局林務課が飯田下伊那地域の野生鳥獣被害の現状、銃やわなの免許制度などを説明。続いて、ハンターズのメンバーがクレー射撃を披露したり、参加者が鹿の解体やわなの設置を体験したりした。

 鹿の皮を剥いだ会社員宮手法彬(のりあき)さん(30)=飯田市=は「思ったよりも皮が柔らかくて難しかった。見たり触ったりすると(狩猟が)楽しそうだと感じた」。ハンターズ代表の下岡直輝さん(38)=喬木村=は「安全に楽しく続けるためにも同世代の仲間を増やしたい」と話していた。

(6月10日)

長野県のニュース(6月10日)