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「たぬき先生」の記念文庫 富士見町「前向きに」

毛利子来さん毛利子来さん
 「たぬき先生」の愛称で親しまれた小児科医、毛利子来(たねき)さん(昨年10月に87歳で死去)の遺族らが富士見町に計画している毛利さんの「記念文庫」づくりについて、同町の脇坂隆夫教育長は11日の町議会6月定例会一般質問で「(受け入れを)前向きに検討する」と述べた。

 毛利さんは都内で診療を続ける傍ら、型にはめない自由な子育てを提唱し、富士見町にある別荘などで多数の著書を執筆した。信濃毎日新聞教育面のコラム「コンパス」筆者で同町出身の内田良子さん(75)=東京=が「育児中の人たちに毛利さんの教えを知ってほしい」と記念文庫を発案。遺族とともに約100冊を町に寄贈し、記念文庫とすることを計画している。

 脇坂教育長は答弁で、毛利さんについて「子どもの主体性を認め、個人として尊重した点で支持されている」と評価。記念文庫は「町のアピールにつながる」と述べた。

(6月12日)

長野県のニュース(6月12日)