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松本空港の駐車場 100台超増設へ 県が用地購入方針

 県が県営松本空港(松本市)の駐車場の増設に向け、関連予算案を21日開会の県会6月定例会に提出する方針を固めたことが12日、分かった。現在の約300台収容の駐車場は近年、年末年始や4〜5月の大型連休に満車になることが多く、混雑の解消が課題。増設分は100台を超える見通し。現在の駐車場周辺の用地を購入する方針で、調査や設計に関する費用を計上する。

 県が2016年にまとめた空港の発展・国際化に向けた取り組み方針に沿った。方針では、空港の機能強化のため18年度までに増設工事を終える目標を掲げていた。用地買収費の計上は9月補正以降になる。

 現在の駐車場は空港のターミナルビルの前にあり、平面型。県は増設について、新たな土地を取得する方法のほか、立体化も検討してきた。立体化の場合、工事期間中に駐車場を使えなくなるなどのデメリットがあり、用地取得を選んだとみられる。

 県営松本空港の17年度の利用者数(チャーター便、期間限定便含む)は13万4532人。14年ぶりに13万人台に達した。定期便を運航するフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)が就航した10年度は8万人余で、1・7倍近くとなっている。一方で、公共交通の便が良いとは言えず、マイカーで訪れる利用者が多い。

(6月13日)

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