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歩きたばこ禁止 夜の巡回 長野の繁華街

長野駅前の繁華街で、歩きたばこをしないよう通行人に呼び掛ける巡回指導員(左の2人)=12日夜、長野市長野駅前の繁華街で、歩きたばこをしないよう通行人に呼び掛ける巡回指導員(左の2人)=12日夜、長野市
 長野市は12日、4月に施行した歩きたばこを禁じる内容の改正ポイ捨て防止条例の順守を促すため、繁華街で夜間パトロールを始めた。市が巡回指導員に任命した民間警備会社の社員が担当。初日は4人が中心市街地を巡回し、歩きながらたばこを吸う人を見つけると注意した。

 改正条例は、市が指定した重点地区内での路上喫煙には罰則を科す。罰則は当面、適用せず、市は啓発に力を入れる。夜は飲酒後に歩きたばこをする人も多いとみられ、夜間も巡回することにした。

 この日、市役所で行った出発式で、加藤久雄市長は「喫煙マナーが悪いと観光面でマイナスになる」と条例の意義を強調。巡回指導の委託を受けた太平ビルサービス長野営業所(長野市)の松本吉朗所長代理(38)は「市民の皆さんに理解していただくため努力したい」と話した。

 巡回指導員は午後8時10分ごろから2組に分かれ、繁華街の権堂町とJR長野駅前へ。通行人らに改正条例を説明する啓発用ポケットティッシュを配って歩いた。

 駅前では、歩きながらたばこに火を付けようとしていた男性を発見。指導員が「歩きたばこは禁止になりました。ご理解ください」と注意した。指導員の清沢文拡さん(49)は「(条例が受け入れられているか)感触は五分五分」と話していた。

 市によると、5月に朝夕の通勤時間帯に中心市街地で行った調査で、歩行喫煙者数は歩行者1万人当たり10・2人で、昨年8〜9月の調査の15・7人より減った。

(6月13日)

長野県のニュース(6月13日)