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降ひょうの農作物被害3993万円 佐久地域の1市2町

ひょうで被害を受けたキャベツ畑=13日、軽井沢町ひょうで被害を受けたキャベツ畑=13日、軽井沢町
 県は13日、佐久地域で12日昼に降ったひょうによる果樹や野菜の被害額(速報値)を計3993万円余と発表した。被害面積は1市2町で計53・2ヘクタール。佐久市が最多の1595万円(被害面積35・2ヘクタール)で、北佐久郡軽井沢町で1328万円(同15・1ヘクタール)、同郡御代田町で1068万円(同2・9ヘクタール)だった。

 県農政部によると、佐久市や御代田町などで12日午後0時40分から5分程度、軽井沢町では午後1時15分から10分程度、最大で2センチ程度のひょうが降った。プルーンやモモ、リンゴの表面が傷ついたり、レタスやキャベツの葉に穴が開いたりする被害があった。

 軽井沢町発地地区のキャベツ畑では葉が裂けたり、穴が開いたりしていた。農家の男性は13日、「自然相手の仕事。リスクは頭の片隅には置いているが…」と話した。

 町の農産物直売所「軽井沢発地市庭」では、農産物を持ち込む株式会社軽井沢直売所(軽井沢町)の会員農家から被害のあったレタスやキャベツを受け付け、生食用として出せると判断すれば販売することを検討している。

 佐久市は職員らが畑を回り被害の状況を調査。小諸市は、傷が付いて腐りやすくなった農作物への消毒など対応策を農家に説明した。

 佐久浅間農協(本所・佐久市)も現地調査を実施。農作物の状況確認をしたり、被害から回復させるための栽培方法を説明したりした。

 県内16農協と県信連(長野市)でつくる県JAバンクは、農家向けの緊急融資を始めた。通常の農家向けローンよりも保証料を0・16%割り引く。相談は最寄りの各農協の金融窓口か、県信連農業金融課(電話026・236・2080)へ。

(6月14日)

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