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佐久の「五稜郭」魅力的に 佐久市教委、来年度にも整備委設置

星形の城郭が特徴の龍岡城跡。中央に田口小学校がある星形の城郭が特徴の龍岡城跡。中央に田口小学校がある
 星形の城郭「五稜郭」で知られる佐久市田口の国史跡「龍岡城跡」の魅力アップへ、佐久市教育委員会が13日、有識者らによる「整備委員会」を設け、今後どんな整備が必要か考えていくことを明らかにした。来年度の設置を視野に入れており、観光振興につなげる。史跡内の田口小学校については、同じ臼田地域にある3校と統合して別の場所に新小学校を建てるため、解体する方向で検討しているとした。

 龍岡城は1867(慶応3)年、当時の藩主松平乗謨(のりかた)(1839〜1910年)が築城。函館五稜郭とともに「日本に2カ所しかない」(市教委)五稜郭で、石垣や建物の一部などが残っている。年間約12万人が訪れる市内では有数の観光地だ。

 4月に中部横断道が佐久穂町まで延伸し、新たに同市臼田地域に佐久臼田インターもできる中、市側は観光振興に力を入れている。市教委は13日に始まった6月定例市議会一般質問で、田口小など4校の統合に伴って「史跡価値が高まる整備」を考えると説明。歴史や城郭建築など各界の有識者や地元関係者らによる整備委員会を設けるとした。

 田口小など4校の統合では、2023〜25年度に臼田地域に新小学校が開校する計画。市議から「史跡内に学校があることが人に興味を与える」との声も出たが、市教委は文化庁の指導を踏まえて田口小の解体を考えているとした。

(6月14日)

長野県のニュース(6月14日)