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善光寺→戸隠神社奥社の28キロ歩いたよ 長野の保育園児、4回に分け

戸隠神社奥社に着き、参道で杉並木について説明を聞く園児たち戸隠神社奥社に着き、参道で杉並木について説明を聞く園児たち
 長野市の私立上高田保育園の年長園児ら24人が、市内の善光寺から戸隠神社奥社までの28キロ区間を少しずつ歩く行事に挑戦し、13日、奥社に到着した。地域の自然や歴史を学ぶ狙いで、同園で初めての取り組み。坂道を上り、途中でヘビにも出合いながら歩き切り、子どもたちは「みんなで歩けて楽しかった」と笑顔を見せた。

 行事は、善光寺から奥社までを結ぶ戸隠古道を4回に分けてたどる行程で、5月にスタート。芋井地区の飯綱高原への山道などを登り、飯縄山南麓の「一の鳥居」などを経て戸隠を目指すルートで、道沿いの石仏なども見た。

 13日は戸隠神社宝光社から歩き始め、途中で同神社の火之御子(ひのみこ)社や中社を参拝。奥社の杉並木では、同行した戸隠登山ガイド組合の秦孝之さん(52)から「ここのスギは400歳くらい」などと説明を聞いた。中には転んで泣きだしたり、疲れて列から遅れたりする子もいたが、ゴールの奥社社殿に何とかたどり着き、全員でお参りした。

 大久保悠貴(はるき)君(5)は「途中でヘビがいて大きかった」と驚いた様子。柳沢緋里(あかり)ちゃん(6)は「階段が大変だったけど、みんなで登れてよかった」と笑顔だった。

 藤原睦明園長(62)は「自然を五感で体験し、汗を流して歩いたことが、子どもたちの自信につながればいい」。秦さんは「身近にこれほど豊かな自然があることを誇りに思ってほしい」と話した。

(6月14日)

長野県のニュース(6月14日)