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4校統合「高社小」 児童も一緒に学びや整備

4校を統合して新たに開校する小学校で、れんがを敷き詰めて歩道を整備する児童や保護者ら=16日、中野市4校を統合して新たに開校する小学校で、れんがを敷き詰めて歩道を整備する児童や保護者ら=16日、中野市
 少子化を受け、中野市北部地区の4小学校を統合し2020年4月に開校する「高社(こうしゃ)小学校」の校地となる平岡小で16日、4校の児童や保護者、地域住民らが歩道や芝生を整備した。開校に向けた交流事業で、約200人が和気あいあいと作業を楽しんだ。れんがの裏には、4校の全児童約430人が事前に新小学校へのメッセージと自分の名前を書き込んだ。

 高社小は平岡のほか、長丘、科野(しなの)、倭(やまと)の各校を統合する。開校時に6年生として通うことになる4校の現4年生が作業の中心を担った。校庭の端に整備した歩道は、昇降口と校外の道路を結ぶ長さ100メートル弱、幅1・5メートル。赤や茶色、クリーム色のれんが計7500個を敷き詰めた。

 「みんなが仲良しの学校にしよう」「高社小で友だちをいっぱいつくりたい」…。れんがの裏には新小学校への願いをつづった。メッセージは地面と接し、見えなくなったが、長丘小4年の原沢幸太郎君(9)は「自分たちで新しい学校を造ることなんてめったにできない。通うのが楽しみになった」と懸命に作業していた。

 このほか、校庭にある小さな丘に芝生を張り、オオムラサキツツジも植えた。

 高社小の校章や校歌は、4校の関係者らでつくる統合準備委員会が検討している。作業を見守った委員長の江口明男さん(64)は「児童はもちろん、地域や保護者も含め、少しずつ一体感を育てていきたい」と話していた。

 中野市教委は小学校11校を7校に再編。北部地区のほか、豊田地域で21年4月に豊井小、永田小の2校を統合する。

(6月17日)

長野県のニュース(6月17日)