長野県のニュース

「信州の皆さん、大発見待ってて」 長野出身のJAXA主任研究開発員

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(相模原市)の管制室では、はやぶさ2プロジェクトチームの主任研究開発員で長野市出身の沢田弘崇さん(42)も、待ちわびた瞬間を見守った。目的地への到着に沢田さんは「安堵(あんど)しました」と喜んだ。

 沢田さんの担当は、はやぶさ2の本体や搭載カメラが正常に動いているかどうかを管制室でチェックする役割。2014年12月に鹿児島県で打ち上げられてから3年半、飛行は順調で、到着を前にりゅうぐうの写真を毎日撮影し方向を確認してきたという。接近するにつれて「最初はただの点に見えたりゅうぐうが日に日に大きくなっていくのは純粋に楽しく、わくわくする毎日だった」と振り返る。

 はやぶさ2は今後、りゅうぐうに着陸するなどして岩石の採取を試みる。沢田さんは「改めて気を引き締めて、まずは秋に予定されているタッチダウン(着陸)とサンプル採取を成功させるために一つ一つ着実に進めていきたい」と意気込む。「長野県の皆さんも宇宙を身近に感じながら、驚くような大発見を待っていてほしい」と話している。

(6月28日)

長野県のニュース(6月28日)