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おらほの雷電、生涯を紹介 東御に説明板

雷電の生家の横に設置された説明板を眺める関さん雷電の生家の横に設置された説明板を眺める関さん
 東御市ゆかりの江戸時代の力士、雷電為右衛門(ためえもん)(1767〜1825年)が生まれた家を再現した「力士雷電生家」(滋野乙)の外に、雷電の生涯を紹介する説明板が初めて設置された。周辺は道が狭く、大型車の擦れ違いも難しい状態だが、市は待避所の新設を計画。今後はより訪れやすい観光地になりそうだ。

 説明板(高さ約160センチ、幅約180センチ)は、東御市などを拠点とする八つのライオンズクラブでつくる組織が寄贈した。説明文では、大石村(現東御市滋野乙)で生まれた雷電が、相撲界で254勝10敗という「古今最高の成績を残した」と紹介。全国4カ所に墓があることなど人生の歩みを記した。

 生家内には説明資料が用意されているが、屋外に説明板があることで、通り掛かりの人にもPRができる。生家を管理する「雷電生家管理委員会」の会長、関洋一さん(69)は「観光客に、より満足してもらえるようになればうれしい」と感謝している。

 市教育委員会などによると、生家前にある既存の待避所は乗用車1、2台分の広さしかなく、観光バスなど大型車は利用できない。市が本年度内の新設を目指す待避所は、大型車の擦れ違いも想定しているという。関さんによると、2017年に生家を訪れた人は1524人。道路環境の向上により「訪れる人が徐々に増えていけばいい」と期待している。

(6月28日)

長野県のニュース(6月28日)