長野県のニュース

県内梅雨明け 太平洋高気圧の勢力強く 農作物への影響も

 統計を開始した1951(昭和26)年以降初めて6月に梅雨明けしたとみられる関東甲信地方。長野地方気象台によると、太平洋高気圧の勢力が平年より強かったことが要因とみられている。平年に比べて気温が高い状態が8月いっぱいは続くとみられ、気象台は熱中症などへの注意を呼び掛けている。

 太平洋高気圧の影響で梅雨前線の活動は平年より活発にはならず、県内の梅雨も少雨傾向だった。梅雨入りしたとみられる6月6日から28日までの降水量は、平年値と比較できる県内42の観測地点のうち34地点で平年値を下回った。長野の降水量は38ミリで、平年値の45%にとどまった。平均気温は県内30観測地点のうち26地点で平年値を0・9〜0・1度上回った。

 早い梅雨明けで、今後は農作物の生育や畜産への影響も懸念される。県農業技術課は「現時点で影響はない」としつつ、気温が高い状態が続けば、果実の日焼けが心配され、花卉(かき)の開花時期が早まってお盆などの需要期とずれる可能性もあるという。降雨量が少なければ、稲や野菜、果樹の成長にも影響の恐れがあり、早めの対策が必要としている。

(6月30日)

長野県のニュース(6月30日)