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食と体験で味わう信州 アフターDC、9月末まで

 県がJR東日本、東海両社などと連携して展開する誘客事業「信州アフターデスティネーションキャンペーン(DC)」が1日、始まった。県内のJR主要駅でオープニングセレモニーがあった。9月末までの期間中、車内で飲食を楽しめる観光列車の運行や、座禅やそば打ちなどが体験できる旅行商品を用意する。

 昨夏の信州DCの後継事業。信州DCは天候不順で客足が伸び悩んだため、今回は天候に左右されない「食」や「体験」を前面に立てた。

 松本市の松本駅でのオープニングセレモニーは関係者約200人が参加し、くす玉割りなどをした。松本第一高校(松本市)吹奏楽部は、8月7日から県内各地で開く全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」のイメージソング「ここに」を響かせた。

 太田寛副知事は「アフターDCを成功させ、県内を訪れる人に満足してもらえる信州観光をつくりたい」とアピール。その後、関係者は長野―中津川(岐阜県中津川市)間を結ぶこの日限りの「木曽路満喫号」を見送った。

 北佐久郡軽井沢町の軽井沢駅では、県佐久地域振興局の担当者らが小諸市で造られたワインを振る舞い、観光客らが「おいしい」と声を上げた。佐久地方の市町村は観光パンフレットを配った。神奈川県藤沢市の会社員宮坂透さん(29)は「いっぱい見どころがありますね」。今回は夫婦で1泊2日で同町に滞在したが、「またゆっくり来て、足を延ばしてみたい」と話していた。

 長野市の長野駅改札口前では、同市松代地区が拠点の「松代甲冑(かっちゅう)隊」などの約20人が横断幕を掲げ、「信州へようこそ」と声を掛けて観光客を出迎えた。埼玉県から観光で訪れ、松代や松本市美術館を訪ねる予定という小池和代さん(68)は「信州は史跡や芸術などの観光地が多い。ゆっくりします」と笑顔で話していた。

(7月2日)

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