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県産農産物の輸出 初の10億円突破

 県農政部は2日、2017年の県産農産物の輸出額が前年比1・8倍の10億3600万円になったと発表した。主要な輸出先の香港・台湾向けに、ブドウやモモ、市田柿が大幅に伸びた。13年の集計開始以降で初の10億円突破。同部農産物マーケティング室は「シャインマスカットが富裕層を中心に浸透し、果実全体を底上げした」としている。

 品目別は、ブドウが前年比1・9倍の5億2400万円で全体の5割を占めた。モモは2・2倍の1億3200万円、市田柿は1・8倍の1億1700万円。国、地域別では、香港が前年比2倍の5億1300万円、台湾が1・8倍の3億6800万円で、2地域で85%を占めた。

 県は22年度に輸出額を20億円に引き上げる目標を掲げる。農産物マーケティング室の中山武幸室長は「国ごとに消費者の嗜好(しこう)を把握し、ニーズにあった品質や品目に重点化する戦略で、安定的な輸出拡大を目指したい」とした。

(7月3日)

長野県のニュース(7月3日)