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片足立ちの安定度は? 佐久ものづくり研究会が「バランスチェッカー」

「バランスチェッカー」を使って計測を実演する白鳥会長(右)ら「バランスチェッカー」を使って計測を実演する白鳥会長(右)ら
 佐久商工会議所(佐久市)の製造企業でつくる「佐久ものづくり研究会」は3日、片足で立ったときの安定度を数値化する計測器「バランスチェッカー」を開発したと発表した。前後左右に計四つの振動センサーを搭載し、わずかな時間で計測できるのが特長。高齢者福祉施設でリハビリと組み合わせるといった需要を見込み、年内発売を目指す。

 バランスチェッカーは高齢者の転倒や骨折、寝たきりを防ごうと、約10社で5年前から開発。細長い体重計のような形で、片足で踏み板の上に立って使う。センサーがぐらつきなどを感知し、安定度を点数にして表示。測定データは無線で送信でき、開発中のソフトウエアを使ってぐらつきの程度や左右の偏りなどを解析することも考えている。

 同研究会によると、医療福祉現場などでは身体のバランスを確かめるため、片足で長時間立つといった計測法も取り入れられているが、時間がかかる。この日、同研究会はバランスチェッカーで10秒間での計測を実演した。

 センサー開発のマイクロストーン(佐久市)社長で、研究会長の白鳥敬日瑚(のりひこ)さん(60)は「体重計と同じようにバランスチェッカーに乗ってもらうライフスタイルを佐久で創造したい」とした。特許出願中で、量産・販売方法は今後検討する。保育園や小学校、スポーツ業界などへの販路開拓も狙っている。

(7月4日)

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