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安曇野市、地下水蓄える新たな施策研究へ

 安曇野市は本年度、人工的に地下水を蓄える新たな施策の研究を専門家の助言を受けて始める。地下水を「市民共有の財産」と位置付ける同市はこれまでも、転作田に水を張って地下浸透させる取り組みを進めてきた。新たな手法を確立し、将来にわたる安定した地下水保全を目指す。政府が市の取り組みを本年度のモデル調査として選び、助言や情報収集、分析などでの支援をする。

 内閣官房水循環政策本部事務局によると、同市が事務局の水資源対策協議会や、千葉県、鹿児島市の合わせて3団体を4日までにモデル調査の対象に選んだ。

 新たな施策の具体的な内容は未定。安曇野市は、地下水保全や適正利用に向けた2017年度から10年間の市水環境基本計画で、地下水を蓄える新たな施策の検討を盛っていた。市によると、07年と15年を比較した調査では、市内の地下水量は減っていないが、将来に向けて対策は必要という。

 農業、商工関係者らとつくる市水資源対策協議会で、企業や市民が主体的に取り組める地下水の再利用や節水と合わせ、新たな施策を検討する。

(7月5日)

長野県のニュース(7月5日)