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ブロック塀点検 下諏訪町、金属探知機を無料で貸し出し

下諏訪町が無料で貸し出しを始めた金属探知機下諏訪町が無料で貸し出しを始めた金属探知機
 諏訪郡下諏訪町は大阪府北部地震での事故を受け、ブロック塀に鉄筋が入っているかどうかを調べられる金属探知機を1台購入し、町民に無料で貸し出している。自宅などのブロック塀の安全性を点検してもらう目的で、6月下旬以降これまでに6回貸し出したという。

 金属探知機は長さ約25センチ、幅約10センチで、片手で扱えるサイズ。壁に当ててスイッチを押すと、内部の鉄や銅に反応して音で知らせる。壁の表面から15センチ奥まで調べることができるという。

 一方、下諏訪町は4日、地震で倒壊する恐れがあるブロック塀が町管理の施設に計3カ所あったと発表。1カ所は町水道施設を囲んでおり、老朽化が著しく、町道に面していることから週内に撤去工事を始める。ネットのフェンスに交換する。残り2カ所は業者に点検を依頼し、取り壊すか改修するとしている。

 長野市教育委員会は4日、川中島小学校を皮切りに、市内の小中学校敷地内にあるブロック塀の撤去を始めた。同小にあるブロック塀は緊急点検で、金属探知機で内部を調べたところ、補強のための鉄筋が入っていなかった。

 市教委によると、他に鍋屋田小、加茂小、山王小、信州新町小、信州新町中、大岡小・中学校でも撤去する。

 佐久市は4日、新たに公園や病院、支所など市が管理する公共施設計11施設で、建築基準法の基準に合わないか、劣化したブロック塀が見つかったと明らかにした。これまでに平根小学校でも基準不適合のブロック塀が見つかっており、同小の塀も含め、いずれも撤去する方針。

 「取出町ふれあい公園」や浅科支所職員駐車場、市立国保浅間総合病院など10施設の塀は補強用の「控え壁」がなかった。旧平賀保育園の塀では傾きやひび割れが見つかったという。

(7月5日)

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