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県南部中心に大雨警戒 7日にかけて

沿道ののり面の木が倒れ、約1時間通行止めになった箕輪町三日町の県道=4日午後1時17分沿道ののり面の木が倒れ、約1時間通行止めになった箕輪町三日町の県道=4日午後1時17分
 長野地方気象台は4日、県内で7日にかけて県の南部や西側地域を中心に大雨になる見込みだと発表した。総雨量の多い所では、岡谷市や上伊那郡辰野町で大きな被害の出た2006年7月の豪雨災害などに並ぶ大雨になる可能性もあるとして、土砂災害などに警戒を呼び掛けている。

 気象台によると、5日にかけて前線が日本海から北陸地方へ南下し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で大雨となる見込み。1時間に30〜40ミリの雷を伴う激しい雨が降る所があるという。6、7日も雨が続き、降り始めからの総雨量が多くなる所がある見通しだ。

 5日午後6時までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で北部100ミリ、中部130ミリ、南部220ミリ。6日午後6時までの24時間予想雨量も、多い所で北部と中部が100〜150ミリ、南部200〜300ミリ。南部では3日間の総雨量が400ミリを超える場所がある可能性も出ている。平年の7月1カ月間の降水量の3分の2程度に当たる量だという。

 06年7月の豪雨災害では、南部と中部の一部で降り始めからの総雨量が500ミリを超えた所もあった。気象台は今回の大雨でも総雨量の多い所では、この豪雨災害や04年10月の台風23号などに並ぶ大雨になる可能性もあるとみて十分な警戒を求めている。

 上伊那郡箕輪町では4日午後0時20分ごろ、同町三日町の県道伊那辰野停車場線(通称・竜東線)沿いの木が倒れて道をふさぎ、1時間余り全面通行止めになった。けが人はいなかった。町によると、風雨の影響で県道東側ののり面にある計3本が倒れて道をふさいだ。近くに墓地を持つ男性は「3年前にも同じような倒木があった。雨風が強いといつも心配になる」と話した。

(7月5日)

長野県のニュース(7月5日)