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大雨で鉄道ダイヤ乱れ 道路通行止めも相次ぐ

特急しなのの運休を知らせる掲示板の前で、運行状況を駅員に聞く男性(右)=5日午後6時50分、松本駅特急しなのの運休を知らせる掲示板の前で、運行状況を駅員に聞く男性(右)=5日午後6時50分、松本駅
 5日の県内は、大雨の影響で鉄道のダイヤが乱れ、雨量規制や土砂崩れなどで道路の通行止めが相次いだ。

 JR篠ノ井線・中央西線は、同日午後6時台以降の特急しなの上下計4本が運休した。信州大医学部(松本市)での講義を終えた京都大講師の清家理(せいけあや)さん(42)は、しなのと新幹線を乗り継いで京都に帰る予定だった。6日は京大で講義があるとし、「非常に困っている」と話した。

 JR東日本長野支社やJR東海によると、5日は飯田線が一部区間で断続的に運転を見合わせ、中央西線も運休や遅れが発生。大糸線、飯山線も一部で運休・区間運休が出た。しなの鉄道北しなの線は午後7時すぎ以降、豊野―妙高高原間で運休した。

 各地で土砂災害も発生。長野市七二会の県道戸隠篠ノ井線と同市茂菅の県道長野戸隠線は同日夜、のり面の崩落や落石で全面通行止めとなった。

 一方、上信越道信州中野―信濃町間は雨量が規制値に達し、午後10時半ごろから上下線とも全面通行止めに。松本市安曇中ノ湯と岐阜県高山市平湯温泉を結ぶ有料道路「安房峠道路」と、松本市の国道158号安曇湯川渡―安房トンネル間は午後11時、雨量規制のため全面通行止めとなった。松本市の乗鞍・上高地地域の県道5路線もこの日、雨のため通行止めとなった。

 国道19号は6日未明、木曽郡木祖村で連続雨量が規制値に達し、全面通行止めになった。

 市町村が避難指示や勧告、避難準備情報を出す動きも広がった。駒ケ根市中沢の中沢支所に避難した1世帯は、90代の家族がおり、避難勧告に切り替わる前の避難準備情報が出た段階から行動した。20代男性は「山手に家があり、途中の道路で土砂崩れがあったら動けなくなるので不安。雨が続きそうなので週末まで帰れないかもしれない」と心配していた。

(7月6日)

長野県のニュース(7月6日)