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県内 避難指示・勧告続く 飯島の広域農道 路面陥没

路肩が崩れ、路面が陥没した広域農道=6日午前9時59分、飯島町七久保路肩が崩れ、路面が陥没した広域農道=6日午前9時59分、飯島町七久保
 県内は6日午前も前線の影響で、南部や県西側地域を中心に大雨となった。長野地方気象台によると、王滝村御嶽山の6日午前5時までの48時間降水量は544ミリで、1976(昭和51)年の統計開始以来の最多を更新。気象台は8日にかけて大雨が続くとみて、全域に大雨警報を出し、土砂災害などへの警戒を呼び掛けている。

 午後1時現在、長野市は中条地区の849世帯(1816人)に5日発令した避難指示を継続。避難所には最大で3世帯9人が避難したが、6日午前6時半に全員帰宅した。木曽郡木曽町は、福島地区の一部(997世帯)に一時避難勧告を出し、4カ所に計340人が避難。この他、飯田市、駒ケ根市、同郡南木曽町、大桑村の一部地域、下伊那郡天龍村で避難勧告が続いた。

 天龍村によると、6日朝に神原向方(むかがた)地区の村道で土砂崩落が確認された。同地区の1世帯3人が孤立しているが、復旧作業を進め、午後にも解消される見通し。

 上伊那郡飯島町七久保では5日深夜、広域農道の路肩が崩れて路面が陥没しているのが見つかり、一帯が通行止めになった。現場では、与田切川に架かる与田切橋の拡幅工事が進んでいた。

 JR各線は運休・区間運休が相次いだ。JR東海によると、中央西線が始発から中津川―塩尻間で運転を見合わせ、特急しなのは上下計26本を運休。飯田線は中部天竜―駒ケ根間の上下線で終日見合わせ。中央道は雨量が規制値に達し、駒ケ根―松川間と飯田山本―中津川間を上下線とも通行止めとした。

 長野地方気象台によると、4日午前0時の降り始めから6日午前5時までの総雨量は阿智村浪合314・5ミリ、飯田市南信濃280ミリなど。7日にかけても1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る所がある見込み。

 県教育委員会によると、6日は南信や木曽地域などの小中学校各9校と高校17校が休校になった他、小中高の計10校が授業を短縮した。

(7月6日)

長野県のニュース(7月6日)